すべての学習目標を達成し、研修の効果を最大化するために、必ずしも受講者を同じ部屋に集める必要はありません。適切なツールと魅力的なコンテンツがあれば、効率的なオンライン研修戦略を構築できます。適切なツールとして、ケルヒャー ノースアメリカのリチャード・”ボー”・ボド氏は強力なチャレンジ機能を備えたKahoot! を選択しました。

Kahoot! で始まったケルヒャーの学習革命

世界最大の清掃機器・ソリューションメーカーであるケルヒャー ノースアメリカの研修ディレクターとして、ボーは北米 (主に米国とカナダ) における営業、サービス、製品知識の研修に焦点を当てた7名の研修担当チームを率いています。

11年以上の研修経験の中で、学習効果を高めるために様々な手法を試してきました。ゲームベース学習との出会いはまさに「ゲームチェンジャー」でした！ボーはカンファレンスでKahoot! を知り、わずか数日後には学習内容の復習用の最初のゲームを作成していました。始めるのはそれほど簡単でした。

「すぐに kahoot がすべての学習目標の一部になり、今では毎週ゲームを主催しています。私は通常、トピックをまとめて次に進む直前にkahootを使います。受講者がどれだけ学習内容を理解したかをリアルに把握できるからです。」

研修内容の強化と復習

ボーは通常、新しいトピックを始める前にスライドを使った短い導入から始め、その後、ほとんどの時間を実践演習とディスカッションに費やし、最後にKahoot! で重要な学習ポイントを強化します。研修中にゲームをライブで主催することで、学習者が最も集中しているタイミングで内容を振り返ることができます。

作成するkahootには多くの画像を使い、参加者の注意を引きつけながら、問題の難易度を徐々に上げていきます。ボーによると、10問程度にすることで、非常にダイナミックな学習が可能になり、誰もが勝つチャンスがあるそうです。競争を盛り上げるため、5ドル分のスターバックスカードなどのちょっとした賞品を配ることもよくあります。

時々、受講者にチームモードでプレイさせることがありますが、これは学習を促進するもうひとつの興味深い方法です。この場合、参加者同士が問題について話し合いながら、お互いに教え合うことになり、非常に高いレベルのインタラクションが生まれます。

教室外でのオンライン研修を促進する

ケルヒャーのチームが教室でのゲームベース戦略を確立した後、次の課題は、遠隔地の受講生にも同様のエンゲージメントと効果をどのように実現するかでした。ボーのチームは広大な地域をカバーする研修を実施する必要があるため、これは最優先事項でした。

解決策はすぐに見つかりました。Kahoot! を使い、その中でもボド氏が「プラットフォームで最も素晴らしい機能」と強調するチャレンジ機能を試したときのことです。チャレンジ機能では、研修担当者は参加者とリンクまたはPINを共有できるため、参加者はどこにいても都合の良い時間に好きなkahootをプレイできます。必要なのは、Kahoot! アプリをインストールしたスマートフォンだけです。

ボーは自身の体験を次のように語っています。「アメリカで開始した重要な研修プログラムで、この機能をすぐに活用しました。クラス終了後に毎週送信するKahoot! チャレンジのシリーズです。結果は素晴らしく、アメリカ各地に散らばっている営業チームが一緒に楽しくゲームを楽しめるようになりました。」

洞察レポートでコンテンツ習熟度を評価

ライブゲームやチャレンジ終了後、研修担当者はゲームレポートを抽出し、確認した上で主要な数値を営業リーダーと共有します。これにより、指導が必要な領域を特定し、営業担当者と協力して取り組むことが可能になります。 研修担当者は、正答率が極端に低い問題を特定すると、その問題にフラグを付けて、追加研修で対応します。

ボーは、ケルヒャーの研修プログラムにおいてKahoot! の活用をさらに拡大していくことを楽しみにしていると語っています。さらに、新製品をテーマにした国際的なセールスコンペティションでもKahoot! を活用する予定です。コンペティションは非常に注目度が高く、優勝者には賞品や全社的な表彰が待っています。