「Kahoot!は便利で使いやすいし楽しい!でも、問題を作成するのが大変。」
「今まで紙のワークシートで問題を解かせてきたから、紙のワークシートで勉強させた方が簡単。」
その気持ちはよく分かります。しかしながら、Kahoot!にはAIで問題を自動で生成する機能が付いています。この機能を使えば、簡単に問題を生成することができます。また、これまでWordで作成してきた小テストやワークシートから自動で問題を作成することも可能です。今回はKahoot!のAIの機能について紹介します。
問題ジェネレータ―(AI機能
問題ジェネレータ―には2種類あります。1つ目は、PDFからデータを読み込み、問題を自動生成する機能です。2つ目は、「小学校の算数のわり算」のようにAIにお題を伝えて問題を生成する機能です。今回は、1つ目の問題ジェネレータ―(PDFファイルに基づいて問題を生成する)の使い方を紹介します。
PDFから問題を生成する方法について
①「作成」をクリックします。
②問題ジェネレータ―をクリックします。(Kahoot!+Maxのみの機能)
③PDFをアップロードします。
④PDFのページ数を指定します。
⑤数秒待つとPDFからKhoot!の問題を生成します。解答も自動で生成します。
⑥問題を選び、追加をクリックします。
⑦完成です。
このままでも使用できますが、気になるところがある場合は、自分で調整することができます。画像や解答時間などは自分でカスタマイズすることができます。問題数が足りない場合は、追加でPDFを読み込ませます。
このようにKahoot!のAIの機能を使用すれば、簡単に問題を作成することができます。これまで、Wordで作成してきた問題をPDF化すれば、今まで作成したワークシートが無駄になりません。
作成したKahoot!の活用方法
作成した問題はQRコードで子どもたちに読み取らせるかリンクを送ります。子どもたちの端末にKahoot!のアプリが入っていない状態でも活用できるので、日本のすべての学校で活用することができます。
QRコードでKahoot!に参加
Kahoot!は10種類のモードがあります。AIで作成した問題はどのモードでも活用することができます。
私の学級の子どもたちのお気に入りは、ロボットランです。AIで作成した問題をロボットランのモードで楽しんでいます。
他にもAIで作成した問題を「割り当てる」の機能で宿題に出すこともあります。「割り当てる」の機能を活用すれば、子どもたちはいつでも問題に取り組むことができます。私は、教室にKahoot!のQRコードを掲示し、子どもたちがいつでも問題に取り組むことができるようにしています。