Teacher headshot of Margit with ipad on screen, showing Robot Run

Kahootを使い始めたのはおよそ8年前です。当時は教室では十分な数の端末はなくて、赤、黄色、青、緑の折り紙やペンで答えを表してもらったりして遊びました。作れる質問もプラン選択により限られていて、「良い指導」を目指すものよりも「いつもと違う遊び」・「気分転換」になっていました。
近年は皆が端末が利用できるようになりましたが、気になる点は:

1)質問と選択枝は教室の前の画面にしか出ないこと

2)生徒の端末には赤、黄色、青、緑のフィールドが大きくて、周りの子が押している色は見やすくて、見たくないとしても、無意識に誘導されます。

ゲームモードで特に助けが必要な子に寄り添う

大きな変化があったのは一年ほど前に「ゲームモード」のベタバージョンを試したときです。
「ゲーム」が含まれていますが、子どもたちはクラシクのKahoot!よりも集中して、取得、理解できると感じています。また、各自の画面の問題順は異なるため、周りを気にせずプレーできる。

以下詳しく説明させていただきます。

ゲームモード設定:

  • ゲームを選んで、今まで通りにSTARTをタップします。
  • 大きな画面にはクラシクゲームに進めますがその下には小さく新しいゲームモードがいくつか出ます。
  • プレイしたいゲームを選択して、説明を見るまたは説明をSKIPして、進むといつもどおりにPINまたはQRコードで生徒がゲームに参加できます。

ゲームモードとその特徴・使い分けの紹介:

すべてのゲームモードの共通点は、先生のモニター画面には問題ではなくて、それぞれの端末のポイントと進行が出ます。各プレヤーの端末には問題と選択枝が出ます。自分の端末を見ながら、プレーします。3回以上連続問題をクリアしたら、ゲームに切り替わります。

以下は私使っているゲームのなかから説明します。

Students huddled on carpet with iPad playing Tallest Tower kahoot game

  1. 宝箱  
  2. 宇宙征服
  3. トールタワー
  4. カラーキングダム
  5. チルアート
  6. サブマリン隊

大きく分けて3タイプがあるといえると思います:

 1対1の競争。こちらは結果のとき、各端末の点数が出て、Top3のプレーヤーが報告されます。

こちらはゲームモードで「宝」に切り替わり、空から宝(宝石など)が降ってきます。タップすれば宝箱 に入り、ポイントになりますが、中には宝じゃないものも混ざっているので、タップしないように注意が必要です。

② – ④ グループ対グループ
この3つのゲームモードはチームプレーです。2以上のプレヤーのグループに分けられて、あるチャレンジをチームでクリアしないといけない。ジャイアントに自分のチームの城の周りになるべくたくさんのブロックをおいて、相手のチームのブロックを自分のものに裏返すことで城を守る。限られた時間で高いタワーを作る。

⑤こちらはグループで一つのアート作品を完成させる。

⑥うちの教室で一番人気のゲームモードです:

グループで潜水艦がサメに食べられないように頑張ります。そのためにはゲームに切り替わった短い時間の間、絵のシンボルを言葉で他のプレヤーに伝えないといけない。コミュニケーション、国語のスキルアップが求められる

ゲームモードの選び方:

内容観点から考えると、教科にもよると思いますが、私は次の手順がおすすめです:

クラシクモードで予習して、根本的な理解ができているかどうか確認。(もちろんKahoot!以外のものでこちらを確認できているならそれでもOKです)

その後は学級の課題に応じて、ゲームモードを選ぶのがいいと思います。

①はまだあまりお互いのこと知らないとき、子供が安心してあそべます。また指導者もまず回りながらそれぞれの生徒のレベルを知ることができます。

②③④は「グループ対グループ」で結果がでるが、その実感はあまり強くないのでいろんな学習レベルの子が同じグループにいても、グループでバランスが取れて、特に普段からあまり勝ってない生徒も勝利できるので、自信をつけやすいゲームと感じています。

⑤⑥は全員で相手チームはないたグループ活動としてとってもいいです。「皆で頑張ればできる!」そのためはこのグループの全員が内容を理解できないといけないから、皆で予習・復習する刺激になると感じます。

Kids sitting on circle with Ipads, playing a kahoot

① – ④は特に個人指導を行いやすいと感じています。教室を回り、誰がどこの問題でこまっているかを見て、指導できます

ゲームモードの選択があるまでは生徒たちの間Kahoot!大好きな子もいたが、タイムプレッシャーやクラス内のプレッシャーが大きくてストレスに感じた子も少なくなかったため、定期的に使うことはできませんでした。

ゲームモードが追加されてからは子供から「Kahoot!やりたい!」という声が全員から上がる日が多いです。その中でも特に好きなのは宝箱サブマリン隊です。

指導者としてKahoot!を使いたい日は:

  1. 一人ひとりの楽しい練習時間を作りながら、わからないことを個別で指導したいとき。
  2. 自分がなんかの理由でレッスン準備の時間がなかったとき。ここでKahoot!をするとぶつけ本番で良い指導、達成できるレッスンになります。

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